『101回目のプロポーズ』撮影場所・ロケ地めぐりガイド+新シリーズ情報

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1991年に放送されたドラマ『101回目のプロポーズ』は、日本中で大人気になった作品です。

当時は「月9ドラマ」と呼ばれる枠の中でも特に話題となり、最終回の視聴率は30%を超えるほどでした。主人公の不器用だけれど誠実な愛の姿に、多くの人が胸を打たれました。

そして、物語を彩ったロケ地は、30年以上経った今もファンにとって忘れられない「聖地」として残っています。本記事では、その象徴的な撮影場所と今の様子を詳しく紹介し、さらに2025年から始まる続編『102回目のプロポーズ』についても触れていきます。


1. 「僕は死にません!」の道路 – シンボルロード(千葉県浦安市)

  • 名シーン:第6話のクライマックス。星野達郎(武田鉄矢)がダンプカーの前に飛び出し、「僕は死にません!あなたが好きだから!」と叫ぶシーンは、日本のドラマ史に残る名場面です。
  • 場所:千葉県浦安市入船3丁目にある「シンボルロード」。
  • 今の様子:現在も浦安市の主要道路のひとつで、整備が進み住宅地として成熟しています。夜には街路灯が整然と並び、当時の雰囲気を想像しながら歩くことができます。ドラマを知っている人なら、一度は訪れたいスポットです。

2. 愛の告白の舞台 – Bunkamuraオーチャードホール(東京都渋谷区)

  • 名シーン:薫(浅野温子)がチェリストとして舞台に立つコンサートホール。達郎が観客席から「50年後の君を今と変わらず愛している」と叫ぶシーンは、まさにドラマのハイライトでした。
  • 場所:東京都渋谷区道玄坂2-24-1にある文化施設「Bunkamura」。
  • 今の様子:2023年から再開発のため長期休館中ですが、オーチャードホール自体は日曜や祝日を中心に営業が続いています。華やかな舞台と観客席の空気感を味わえば、当時の感動を追体験できるでしょう。

3. 切ない公園 – 若葉東公園(東京都新宿区四谷)

  • 名シーン:達郎が薫から婚約指輪を返され、深く落ち込むシーンが撮影されました。
  • 場所:東京都新宿区四谷1-12にある公園。
  • 今の様子:今も地域の人たちが気軽に訪れる公園として存在しています。ベンチに座りながら当時の場面を思い出すと、物語の切なさがより身近に感じられるでしょう。

4. 美しい並木道 – 神宮外苑いちょう並木(東京都港区)

  • 名シーン:薫が藤井(長谷川初範)と一緒に歩く場面に登場しました。黄金色のいちょう並木はロマンチックな雰囲気を盛り上げています。
  • 場所:東京都港区北青山1丁目にある有名な並木道。
  • 今の様子:秋には観光客や写真撮影の人々でにぎわい、東京を代表する景色となっています。再開発をめぐって賛否両論があり、自然を守る活動も行われています。訪れる際には、都会と自然がせめぎ合う現代の姿も感じられるでしょう。

5. 涙の橋 – 桜橋(東京都台東区・墨田区)

  • 名シーン:薫が「亡き婚約者に会わせて」と達郎に訴える感情的なシーンが撮影された場所です。
  • 場所:東京都台東区今戸1丁目と墨田区を結ぶ隅田川にかかる歩行者専用橋。
  • 今の様子:現在も地域の散策ルートとして人気で、東京スカイツリーを背景に写真を撮る人も多いです。昼間の賑わいも魅力ですが、夕方のライトアップされた景色は特におすすめです。

新シリーズ『102回目のプロポーズ』(2025年スタート)

  • 内容:オリジナルから34年後を舞台にした続編。物語の中心は、星野達郎と薫の娘・星野光(唐田えりか)。彼女は母と同じくチェリストとして活躍しています。
  • 新しい恋物語:光に一目ぼれするのは、99回も女性にフラれてきた空野太陽(せいや/霜降り明星)。彼のひたむきなアプローチと、光の現在の恋人である御曹司ピアニスト・大月音(伊藤健太郎)との間で揺れる恋模様が描かれます。
  • 武田鉄矢の復帰:再び星野達郎を演じ、今度は父親として娘を見守ります。かつて自分が経験したような恋愛の葛藤を、今度は親の立場でどう受け止めるのかが大きな見どころです。
  • キャスティングの意図:せいやが主人公に抜擢されたのは、武田鉄矢との深いつながりやリスペクトがあったからだと言われています。笑いと感動を兼ね備えた新しい達郎像の再現に注目です。
  • 見どころ:テーマはオリジナルと同じく「不器用でも誠実な愛」。世代を超えて受け継がれる愛のかたちが、どのように描かれるか期待されています。

まとめ

『101回目のプロポーズ』のロケ地は、平成の恋愛ドラマを代表する舞台として今も多くの人を惹きつけています。シンボルロードで達郎の勇気を思い出し、オーチャードホールで壮大な愛の告白を想像し、神宮外苑でロマンチックな空気を味わう。桜橋を渡れば、切ない涙のシーンも蘇ります。そして2025年、続編『102回目のプロポーズ』が始まれば、これらの舞台は再び注目されることでしょう。過去と現在、そして未来をつなぐ旅に出る気持ちで、ぜひこれらのロケ地を巡ってみてください。

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