カーネーション改名ストーリー完全版|旧名「THIS IS パン」からの再出発

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はじめに|名前を変えて話題を呼んだお笑いコンビ

吉本興業所属の男女お笑いコンビ「カーネーション」は、2024年9月9日にコンビ名を「THIS IS パン」から「カーネーション」へ改名しました。結成から7年を迎えた節目での発表に、ファンやお笑い関係者の間で大きな注目が集まりました。発表の場となったのは、東京・ヨシモト∞ホールで行われた単独ライブ『超完成』。突然の改名告知に、客席からは驚きとともに拍手と歓声が湧き上がりました。ライブのラストでは、新しい名前で初の漫才を披露し、観客から温かい祝福を受けました。

SNSでも反響は大きく、「THIS IS パンがカーネーションに!?」「柔らかくて優しい名前になった」「どんな意味があるんだろう?」などのコメントが相次ぎ、改名の背景や理由に多くの関心が寄せられました。


コンビ結成の歩みと旧名の由来

「カーネーション」は2017年12月に結成された男女コンビです。旧名「THIS IS パン」はその独特な響きで一度聞いたら忘れられない名前として親しまれてきました。テンポの良い掛け合いと明るく前向きな漫才スタイルが特徴で、ライブを中心に人気を集め、テレビ番組などにも出演の幅を広げてきました。

「THIS IS パン」という名前は、当初インパクト重視で決めたものでした。ステージでは「パン!」という掛け声を使ったギャグや、パンをテーマにしたネタが多く、観客との一体感を生む要素になっていました。しかし活動を続ける中で、「もっと自分たちらしい名前にしたい」「これからの方向性に合った名前を」という思いが生まれていったといいます。


改名の発表とライブでの演出

2024年9月9日(月)に行われた単独ライブ『超完成』の中盤、ステージスクリーンに突如「THIS IS パン コンビ名改名」という文字が映し出されました。観客のどよめきが広がる中、新コンビ名「カーネーション」が発表されると、会場は一気に盛り上がりました。

発表後、岡下雅典さん(写真左)は赤いトレーナーに「カーネーション」と書かれた新衣装を着用し登場。吉田結衣さんは「この名前にして本当によかった」と笑顔で語りました。会場全体が温かい雰囲気に包まれ、その瞬間が二人にとってもファンにとっても特別な“再出発の日”になったのです。


改名を決めた理由ときっかけ

改名を決断するきっかけとなったのは、先輩芸人アインシュタイン・河井ゆずるさんからの言葉でした。河井さんが「“THIS IS パン”って、スマホで打ちにくいし、吉田がパンに飽きてるんちゃう?」と冗談交じりに話したことが、吉田さんの心に残ったといいます。それを機に「今の自分たちに合う名前を考えたい」と思い始め、2024年7月頃から本格的に改名を検討し始めました。

いくつかの候補の中から最終的に選ばれたのが「カーネーション」。提案したのは吉田さんで、岡下さんもNHK連続テレビ小説『カーネーション』のファンだったことから、すぐに意見が一致しました。名前の由来となった花「カーネーション」には「感謝」「愛」といった花言葉があり、二人は「笑いを通して人に感謝を伝えたい」という想いを込めたといいます。


改名前後の変化とファンの反応

改名後の「カーネーション」は、漫才を中心に活動を続けつつ、ネタの雰囲気も少しずつ変化しています。これまでよりも落ち着きがあり、優しさを感じさせる作風を意識するようになったとのこと。改名ライブで披露した最初の漫才では、「新しい名前がしっくりくる」「雰囲気が柔らかくていい」といった声が多く寄せられました。

その後、改名のニュースは「ナタリー」や「QJWeb」、「FANYマガジン」などのメディアでも紹介され、コンビの知名度はさらにアップ。SNSでも「カーネーションっていい名前!」「これからの活躍が楽しみ」などのコメントが多数寄せられました。特に若いファンからは「覚えやすいし、かわいい名前!」とポジティブな反応が目立ちました。


今後の展望|“感謝と愛”を届けるコンビへ

改名を経て、新たなスタートを切った「カーネーション」。二人は「名前が変わっても、笑いに対する気持ちは変わらない」と語っています。ネタの構成やテーマにも変化が見られ、「人の心に残る漫才」を目指して日々挑戦を続けているとのことです。

今後はテレビだけでなく、YouTubeやSNSを通じて幅広い世代に笑いを届ける活動にも力を入れていく予定です。「カーネーション」という名前に込められた花言葉のように、二人の漫才が“感謝”と“愛”を届ける象徴となる日も近いかもしれません。

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