はじめに|ピンクの衣装で笑いを届けるコンビ
大阪と鹿児島出身の2人組お笑いコンビ「ちゃんぴおんず」は、明るくリズミカルなテンポの漫才で注目を集めています。ピンクの衣装をトレードマークに、会場を一瞬で明るくするポジティブな空気が魅力です。代表的なフレーズ「ちょんってすなよ」は、一度聞いたら忘れられない中毒性を持ち、SNSでも多くの人が真似をしています。
本記事では、彼らのM-1グランプリでの挑戦の軌跡と漫才スタイルの進化を、年ごとの記録を追いながら紹介します。
🏆 年ごとのM-1グランプリ成績
2021年(第17回大会)|「樽錦」時代の初出場
- 当時は「樽錦(たるにしき)」という名前でエントリー。
- 初出場ながら1回戦を突破し、2回戦に進出。
- 当時は結成して間もなく、現在のリズム重視スタイルではなく、正統派の掛け合い漫才が中心。
- 決勝進出には届かなかったものの、観客からは「初出場とは思えない堂々さ」と好評でした。
2022年(第18回大会)|「ちゃんぴおんず」として再スタート
- コンビ名を「ちゃんぴおんず」に改名し、新たなスタートを切りました。
- 勢いのある漫才で会場を沸かせ、3回戦まで進出。
- 惜しくも敗退したものの、SNSで大ちゃん(堀之内さん)が「また来年に向けて頑張ります!」とコメントし、前向きな姿勢を見せました。
- ネタの詳細は非公開ですが、観客の反応は上々で、ライブでは笑いが絶えなかったといわれています。
2023年(第19回大会)|初の準々決勝進出
- 2023年は、これまでで最も結果を残した年となりました。
- 初めて準々決勝に進出し、存在感を示します。
- 決勝には届かなかったものの、「リズム漫才の完成度が高い」「見ているだけで元気をもらえる」といった声が多数寄せられました。
- この年をきっかけに、ファン層が一気に拡大。お笑いファンの間では「次にブレイクするコンビ」として注目される存在に。
2024年(第20回大会)|シード権で安定感を見せる
- 前年の活躍が認められ、シード権を獲得。1回戦を免除されてのスタート。
- 2回戦・3回戦を順調に突破し、再び準々決勝に進出。
- 決勝には進めなかったものの、安定したパフォーマンスで「実力派コンビ」としての地位を固めました。
- 審査員コメントは非公開でしたが、会場では拍手が多く、観客の反応も非常に良かったといわれています。
🎤 漫才スタイルとネタの魅力
「ちゃんぴおんず」の漫才は、リズム感と明るさが最大の特徴です。テンポの良い掛け合いで観客を巻き込み、自然に笑いを引き出す構成が魅力です。ピンクの衣装が舞台上でも目を引き、見た目からも楽しい印象を与えます。
特に2023年に放送されたお笑い特番で披露した「ちょんってすなよ」は、SNSで爆発的に話題になりました。「耳から離れない」「中毒性がある」と評判になり、TikTokやX(旧Twitter)でも拡散。若者の間でネタを真似する動きが広がり、一気に知名度を上げました。
また、彼らの漫才は単にリズムだけでなく、キャラクターの立ち方や言葉のリズムにも工夫があります。ボケとツッコミの役割が明確で、テンポの中にもストーリーが感じられる構成。短い時間の中で「笑い」「テンポ」「感情」が交差するのが彼らの魅力です。
🌟 ファンとのつながりと今後の展望
ちゃんぴおんずはライブ活動でもファンとの交流を大切にしており、SNSではその距離の近さが人気の理由のひとつです。投稿やコメントへの返信など、ファンとのやり取りに温かさが感じられます。
「動画を見ると元気になる」「明るい気持ちになる」という声が多く、特に高校生や大学生を中心に若い世代から支持を集めています。彼らの漫才には、見ている人を笑顔にし、ポジティブな気持ちにしてくれる力があります。
この“観客を幸せにするお笑い”こそ、ちゃんぴおんずが時代にフィットしている理由でしょう。2025年以降のM-1でもさらなる飛躍が期待されています。
📝 まとめ|成長を続けるリズム漫才コンビ
- 2021年: 樽錦として2回戦進出(初挑戦)
- 2022年: 改名後3回戦進出(勢いを見せる)
- 2023年: 初の準々決勝進出(注目度アップ)
- 2024年: シード権獲得で準々決勝進出(安定した実力)
年を重ねるごとに実力を磨き、漫才の完成度も高まっています。これまでの挑戦を糧に、次こそ準決勝・決勝進出を果たす可能性も十分。ピンクの衣装に込められた「明るく、楽しく、前向きに」というメッセージを胸に、ちゃんぴおんずの挑戦はこれからも続いていきます。


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